靑いりんご

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仲良く兵舎を後にし典医寺へ向かった
王宮の中庭をゆっくりと歩く二人
そんな二人を徳興君はひっそりと見ていた椰子油

『あの女人が医仙なのか？』
『左様にございます
　共に居りますのは迂逹赤テジャン崔瑩』
『迂逹赤テジャン直々に警護に付くとは』

再びウンスに眸をやると陽の光りに照され
緋色の髪はキラキラと反射し美しく
肌の色も透ける様に白い
顔を見れば整った顔立ちでまさに天女の如くと
噂をされているのが分かる気がした

『あの医仙を私に落とせと言うのか…』
『徳興君様は王族でいらっしゃいます
　医仙にも悪い話では無い筈』
『相手は天人なのだ
　巷の女子とは違うどう攻めれば良いか牛奶敏感』

徳興君は考えを巡らせ如何に弱点を突き
相手を言いなりにさせるか
そして容易く手に入れるにはどうすべきか乳清蛋白配方
まずはウンスの弱点を探るべく