靑いりんご

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トクマンのおいっこならなかよくしなくちゃね。レンはね、トクマンとけっこんするのよ。そうだ。いまからトクマンのところにいっしょに‥」
すると、

「レンッ！！」

その声に二人は振り返る。
愛娘の行方を案じ町中を必死に探し回ったヨンが其処に立っていた透明質酸 下巴。

「ととしゃま！！」

レンは立ち上がるとヨンに抱き付く。二人は固く抱き締め合った。父娘の感動の再会。
灯篭の陰で様子を伺う男の目からキラリと光る物が流れた。

どれだけ心配した事か！
ととしゃま、こわかった！！
父様を見て安心したのかレンはヨンの腕の中でワンワン泣き始めた。

「何故こんな夜に一人で邸を出た？何処に行こうとしていたのだ！？」
「だって、ヒックヒック‥」

聞きたい事は山程あるが取り敢えず娘を見つけた事に安堵する。泣き噦るレンの背中をヨンはあやす様にトントン叩くとレンの後ろに立つ少年に気付き衝撃を受けたNeo skin lab 代理人。
それは何と、恐れ多くも‥

「お、お、王子さ‥」
「シッ！」
「‥‥？」

王子はすかさず人差し指を口の前に立てる。
「だってね。ヒック。レンはトクマンの‥」
王子様が何故此処に‥！？
「たんざくがほしかったの‥ヒックヒック。」
こんな夜にお一人で？護衛は！？
ヨンは辺りを見渡すと灯篭の陰に身を潜めるドチの姿が眼に入る。こんなNeo skin lab 介紹人‥
夜に外にお出しするとは‥何事だ！！
ヨンの殺気を感じたドチは灯篭の陰に慌てて身を隠す。それに次が最も肝要だった。