2015年03月03日

定年退職して

社交ダンスのパーティが、連日、どこかの会場で開催されている。
入場料金は、立派な会場だと1100~1500円。(ドリンク、茶菓子付き)
体育館のような行政がらみのところだと、500~600円。
それで、半日、楽しめる消化系統
会場は、入場料金だけでなく、立地や、グレードによる条件も加わり、入場者の特徴が現れる。
例えば、大阪市の歴史的な建造物である北区中之島にある中央公会堂。
重厚で、テレビ取材も多い。
中之島界隈は、きちんと整備されたクールなビジネス街で
最も乗降者数・交通アクセスの多い、JR大阪駅や地下鉄・私鉄の梅田駅から一駅という至便さもあって、
人々も京阪神間から広く集うHKUE ENG
華やかで、洗練されているイメージがある。
会場で踊る女性たちは、きらびやかな人目を引くドレスをまとい、華麗さを競う。
それとは反対に、同じ大阪市内でも、会場を阿倍野に目を移すと、ややローカル色が見られる。
労働者の街、あいりん地区が近くにあり、近鉄のターミナルで、どことなく庶民くささ、田舎くささが消えない。
が、庶民や田舎もん(わたしを含め)の強みは、泥臭いながらもエネルギッシュ。
大規模商業施設が次々とオープンし、活気を呈している。
会場では、デモや競技会で見られるようなドレスを着ている人は、ほとんど見たことがない。
多くの人が都会に集まり、錬磨され、中之島は、レベルが高い。
(ただし、建物やドレスに惑わされると、先入観で、実際以上にダンスが上手く見える場合もある。
中之島以外の他の複数の会場でパーティを開催している日などは、レベルの高くないそうだ)
レベルの低い、自信がない人は、技を磨いてから、中之島に挑む(場合が多いように思う)。
会場が用意する、踊ってくれる男性(リボンちゃん)をリボンちゃん待機席で、気長に待つ、年配女性もいる。
「家にじっとしているよりは、マシやわ」と。
あるいは、そこらへんの下手な男性より、ダンスが上手なリボンちゃんと踊りたいと、一人で来る女性も多い。
そういう一人参加の女性が結構いるので、入場者の数としては、女性のほうが、圧倒的に多い。
一方、体育館系の会場では、おもに、運動をしにやってくる、ご年配の方々が多い。
ただし、リボンちゃんは、用意されていないので、ご年配で一人で来る人はあまりいない。
おやっと気が抜けるほど、ダンスのレベルは、低い。
(なかには、真剣に練習している、高齢ではない、かなりレベルの高い人もいる)
ただ、毎日、どこかの会場で催されているパーティに顔を出している人は、
どこの会場に行っても、必ず顔を合わせる。
そういうジプシー組には、会場カラーは、ない。
カテゴリー分けとしては、会場に起因した特色とはまた別枠の、旅人といったところか。
定年退職して、まったくフリーになり、毎日、会場で汗を流す人も多い。
コーヒー代プラス・アルファほどの金額で、
健康にも、こころの衛生にも、人とのつながりも、社会とのつながりも保てる、社交ダンスは、
生涯スポーツとして、昨今、行政も力を入れている。



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Posted by opfj at 16:18│Comments(0)df
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