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Posted by おてもやん at

2015年05月14日

もう一つの考え方は

『メメント・モリ(Memento Mori)』は「死を忘れるな」という意味のラテン語。
この言葉から想起される考え方に、三つの異なるものがある。
一つは、古代ローマでは、この言葉を凱旋の将軍に向けて語られたという。
今は絶頂であるが、明日はどうなるかわからない。
すなわち「勝って兜(かぶと)の緒を締めよ」"Live and let die" となる。
また、二つ目として、人は、どうせ死ぬのだから、
呑んで、食って、踊って、享楽に耽(ふけ)り「今を楽しめ」という考え方。
そして、もう一つの考え方は、
人は、現世で贅沢をしたり享楽にうち興じたからといって、永遠に続くものではない。
死は必ずやってくる。
それならば、わずかばかりの現世での楽しみより、
心の清らかさを保ち、来世での永遠の楽しみを享受する方が良い、というもの。
一つの言葉から生まれる考え方として、大きくこの三つあると言っていい。
ここしばらくのCNN News によると、
中国の上海に、来月、「死」の体験アトラクションが誕生するという。
まず、会場に入ると、入場者は死を免(まぬが)れるためのゲームに挑戦する。
負ければベルトコンベアに乗せられて葬儀場で葬儀をおこない火葬場に送られるというもの。
そして、火葬炉の中では熱気と照明を浴び、焼かれる体験をする。
火葬後は「再生」のシンボルとなる子宮形の円形カプセルに移されることになる。
一方、ゲームに勝ったとしても
最後には、同じ火葬体験を辿ることになるという。
それは、「どんなことを乗り越えてきたとしても、誰もがいずれは死ぬ」
ということらしい。
誰もが、この火葬炉を体験することになる。
  


Posted by opfj at 18:27Comments(1)fg

2015年05月14日

名前をつけることは

猫に名前をつけるのは、実際のところ、意外に難しい。
寺山修司氏は、猫を二匹飼っていて、身体の大きさから「質問」と「答え」と名付けたそうだが、
育って行くと、「質問」より「答え」が大きくなったと書いていた。
世の中には、「答え」の方が大きいものもあるので大して問題ではないが、
名前などは未来を考えないで、その時の勢いでつけてしまうことがよくある。
ことによると、キラキラネームというのも、そういった「勢い」でつけるものかも知れない。
ネットのニュースに、今年上半期のキラキラ人気ネームランキングが出ていた。
注目ネームを挙げると、2位に「黄熊(ぷう)」5位に「希星(きらら、キティ)
8位には「今鹿(なうしか)」14位に「本気(まじ、りある)」などが出ていた。
そんな名前も、悪くはないと思うが康泰領隊
最近は、子供が大きくなり、キラキラネームを嫌ったりして、
改名の申請が増えているというbicelle 好用
やっぱり、名前をつけることは、『休日のゲーム』ではなさそうだ。
  


Posted by opfj at 11:50Comments(0)fg