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Posted by おてもやん at

2015年05月26日

という気がする

カリスマと呼ばれる人間は、何よりも言葉の魔術師みたいなところがある。
言葉が持つ効用を熟知していると表現した方がいいのかもしれない。

松下幸之助という人は、そういった面でのカリスマだった佐敦通渠
彼の功績は、会社を世界的な電機メーカーに押し上げたことよりも、
彼の口から生まれ出た言葉の方が、はるかに大きな功績のような気がする。

彼は、多言を弄(ろう)するのではなく中環通渠
その「場」が求めている『ひと言』を語ることができる人だった。


スティーブ・ジョブスという人間も、的確な『ひと言』が語れる人物だった。

彼の口を通して香港仔通渠
出て来た言葉の中で、私が好きな言葉のひとつに、

ある製品を見て、
『このプロダクトは最悪だ。セックスを感じられない』と表現していた。

この露骨な言い回しは、「言い得て妙」という気がする。
様々な製品、作品などを見るにつけ、なぜか魅力を感じられないものがある。
その魅力のなさというものの機微を、言葉で表現するのは難しい。

だけども彼は、いとも簡単に、
『セックスを感じられない』という言葉で一蹴してしまった。
鮮やかなもんだ、という気がする。  


Posted by opfj at 15:03Comments(0)fg

2015年05月26日

これを買い求め

スクールものの怪談話には、トイレを舞台にするものが多い。
夜のトイレには、どこか、そのような話を生み出す影がある。
先日のニュースに、
ホラー小説の「リング」や「らせん」で知られる鈴木光司さんの
小説を英語訳したものがトイレットペーパーに印刷され、
売り出されることになったと出ていた銅鑼灣通渠
インターネットサイトで通信販売したり、
国内空港の土産物店での販売や、欧米への輸出にも取り組む計画だという。
これを買い求め葵涌通渠
孤独になったトイレで、トイレットペーパーのホラー小説を読んでいる姿は、
もうすでにホラーの感じが漂っている気がする。

イギリスの小説家チャールズ・ディケンズの生誕から今年で200年。
「二都物語」「クリスマスキャロル」など様々な分野の小説を書いていたが、
晩年期は、ミステリーがかった小説に傾倒していったようだ。
最終作の『エドウィン・ドルードの謎』は、
陰鬱な雰囲気に包まれた推理ミステリー小説でもあった。
残念なことに、この小説は未完で終わっている。
ところが、ディケンズの死んだ翌年、
ヴァーモント州のブラットルボロにやってきた
トーマス・P・ジェームスと名乗る若い印刷工が、
ディケンズと霊交して、この小説を完成させたと伝えられている。
それはもののみごとに作風からプロットまでディケンズの風を踏襲し
かなりのものとして出来上がっていたと言われるが、
この印刷工は、小説の書き方も知識もなかったという。
  


Posted by opfj at 11:43Comments(0)fg